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左脳思考が苦しみの原因だった。右脳のひらめきに気づく方法

左脳思考が苦しみの原因だった。右脳のひらめきに気づく方法


ずっと左脳で生きてきた、という自覚があります。
会社員だったころは特にそうでした。データ、数字、根拠、論理。「感覚で動く」なんて許されない空気の中で、ひたすら左脳をフル回転させて生きてきたんですよね。
でも、気づいたらしんどくなっていた。
過去のことを考えては後悔して、未来のことを考えては不安になって。頭の中がいつもぐるぐるしていました。それって、左脳思考がそうさせていたんだなぁ、と今になって思うのです。
今回は、右脳のひらめきについて書いていきます。「右脳?なにそれ」「なんか胡散臭いな」と思う方もいるかもしれません。わたしも最初はそうでした(笑)。でも、左脳ばかりで生きてきた人間だからこそ、右脳の話はとても刺さるものがあって。今回はそのことをお伝えしたいのです。

右脳ってそもそもなんなのか


ざっくり言うと、こんな感じです。
右脳は「ひらめき・直感・感性・イメージ」を担当していて、左脳は「言葉・論理・計算・分析」を担当しています。
おもしろいのは、わたしたちって生まれた直後はほぼ右脳で生きているということ。赤ちゃんって不快なら泣くし、嬉しかったら笑う。全部、感覚で動いていますよね。それが3歳くらいから言葉を話しはじめて、左脳がだんだん発達してくる。
つまり、左脳は後天的に育ったものなんです。
そして社会に出て、学校に通い、会社で働くうちに、左脳ばかりを使う生活が当たり前になっていく。気づいたら右脳がほぼ止まっている状態、みたいなことが起きるんですよね。わたしがまさにそれで(笑)。

右脳ひらめきの正体は「巨大な無意識のデータベース」

「ふとした瞬間にアイデアが降ってきた」という経験、ないですか?
お風呂に入っているときとか、朝ランしているときとか。何も考えていないようなリラックスした状態のときに、なぜかピンとひらめく。あれ、右脳からのナビゲートなんですよね。
ある研究によると、直感というのは「意識では覚えていない膨大な情報を蓄えているデータベースから、精度が高く正確な情報を選んで出してきたもの」だといいます。そのデータベースを担っているのが右脳で、五感を通じたあらゆる情報が無意識のうちに蓄積されているんだそうです。
だから、読んだ本の内容を細かく覚えていなくても、見た映画のセリフを忘れても、むだじゃないのです。ちゃんと右脳に蓄積されていて、必要なときに「ひらめき」として出てきてくれる。
それって、なんか嬉しくないですか?(笑)
覚えられないことに罪悪感を持つ必要はなかったんだな、と思えて。情報はちゃんと積み重なっているのです。

右脳のひらめきは「常識外れ」だからバカにされやすい


だけど、右脳からのひらめきって、説明が難しいんですよね。
「なんとなくこっちが正しい気がする」「理由はわからないけど、これをやろうと思う」。根拠も論理もない。だから、左脳バリバリな人たちからすると「は?意味わかんない」となるわけです。
会社でそういうこと言ったら、まずハジかれる(笑)。データは?根拠は?前例は?ってなりますよね。
でもおもしろいことに、大きな成果を出した経営者に「なぜその意思決定をしたんですか?」と聞くと、「勘です」「やってみるしかないと思った」という答えが多いそうなんです。優れた人たちほど、右脳的な感覚を大事にしていたりする。
さらに、オランダの心理学者の実験では、サッカーの試合結果の予測を「じっくり熟考したとき」と「瞬時に直感で判断したとき」を比較したら、直感の方が正確だったという結果が出たそうです。時間をかけて考えすぎると、余計な情報が入ってきて、かえって精度が落ちるというのです。
右脳ひらめきって、意外に使えるのですよ。

左脳思考が「苦しみ」を生んでいる

ここが、個人的に一番大切だと思っているところです。
左脳は過去と未来をぐるぐると考え続けます。過去に意識が向けば「あのときああすればよかった」という後悔になる。未来に向けば「これからどうなるんだろう」という不安になる。
そして、今ここにいない。
今この瞬間って、実は何も侵されていない平和な場所なんですよね。雨が降っていても、空気は吸えて、心臓は動いている。今この瞬間だけを切り取ったら、たいていの場合、実は大丈夫なのです。
なのに思考が未来や過去に飛んで行って、勝手に苦しくなっている。これが、左脳思考の怖いところです。
右脳思考になることで、意識が「今ここ」に向かうようになります。感覚、感性、体の声、この瞬間の空気。そういうものを感じるためには、右脳が必要なのです。
瞑想が「今ここ」に意識を向ける練習だというのも、そういうことなんじゃないかなぁと思います。

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右脳を意識しても、すぐには変わらない。だから「メタ認知」が大切


右脳の本を読んだり、こういう記事を読んだりして「なるほど!」と思っても、翌日にはもう左脳全開で過ごしていたりします(笑)。わたしもそうです。
左脳に偏った思考のクセって、何十年も積み重なったものなので、そう簡単には変わらない。
だから大事なのが、「メタ認知」です。
メタ認知とは、自分の思考を「一段上から眺める」ことです。「あ、今わたし過去のことをぐるぐる考えてる」「今また未来の不安に行っちゃってる」と気づくこと。それだけでいいのです。
気づいた瞬間に、今ここに戻ってこられる。それがスタートです。
右脳思考に切り替えようとして、焦る必要はないのですよね。ゆっくりと、少しずつ。「あ、また左脳ぐるぐるしてた」と気づけるだけで、それはもう右脳が顔を出している証拠だと思うのです。

体を整えることが、右脳を活かす近道

右脳思考を意識しやすくするためには、体の状態がとても大切です。
睡眠不足のときって、なぜかイライラしやすくて、ネガティブ思考が止まらなくなりませんか? 脳が疲れているとき、思考は暴走しやすい。逆に、よく眠れたときは「まぁいいか」って思える。睡眠って、思考のクセにも直結しているのです。
食事も大切で、菜食中心にすると腸の状態が整い、気持ちが落ち着きやすくなると言われています。腸と脳はつながっているので(腸脳相関)、食べるものが思考のトーンにも影響しているのです。
そして運動。体を動かすことで脳への血流が促され、思考がクリアになっていきます。わたしは毎朝走っているのですが、走り終わったあとのあの「スッキリ感」って、脳が活性化されているからなんですよね。ひらめきが降ってきやすいのも、実は走っているときだったりします。
食事・睡眠・運動。シンプルだけど、これが右脳を活かすための土台なのだと思います。

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まとめ:右脳はすでにあなたの中にある


右脳のひらめきは、常識を外れていることが多いので、周りにバカにされやすい。でも、そのふわっとした思いつきって、意外に使えるし、着地してみたら「あれ、よかったじゃん」ということも多い。
そして左脳思考が苦しみの原因になっていることも、多いのです。過去への後悔、未来への不安。それをぐるぐると繰り返しているのは、左脳の仕事です。
右脳に意識を向けることで、今ここに帰ってこられる。
難しく考える必要はなくて、まずは「あ、また考えすぎてる」と気づくだけでいいのです。そして、体を整えることが、その気づきをやさしくサポートしてくれます。
練習あるのみ、ですよね。何事も(笑)。焦らず、自分のペースで、少しずつ。
何かのヒントになれば、嬉しいです。

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